自分の顔を鏡で見たときに目元がボヤッと感じ、「なんだか最近まつげが薄くなった気がする」と気分が落ちこんでいませんか? ハリコシがなくなりビューラーが上がりにくく、マスカラをしても前みたいにボリュームがあまりでず目元が決まらなくなった、と思うことはありませんか?
そう感じているあなたは、まつげにとってのNG習慣を持っているかもしれません。まつげが薄くなる原因は、間違ったケアや生活習慣、加齢や病気などさまざまです。
間違った扱いを続けてまつげに負担をかけてしまうと、まつげが細くなる、切れる、抜ける、短くなる、少なくなるなどして、目元がパッとしなくなります。
しかし、まつげが貧弱になる理由を知り原因を取りのぞくことで、綺麗なまつげをキープしたり健康的なまつげを取りもどしたりすることができます。
このページでは、まつげが弱ってしまう原因と対策について詳しくみていきます。
まつげのメイク&ケア習慣が原因
まつげに負担をかけてしまう原因に、メイクやまつげ美容があります。どんな行動がまつげに負担になるのでしょうか? それぞれみていきましょう。
ビューラー
まつげを引っ張る
ビューラーでまつげを挟んでカールをつけるときに、まぶたとまつげを引っ張っている人は要注意です。これは、まつげが抜けてしまう原因になり、繰り返すと毛根が弱り、弱々しいまつげになったり最悪の場合生えてこなくなったりします。
ビューラーをするときはまつげごとまぶたを引っ張らないように気をつけましょう。
ゴムの破損
ビューラーはまつげを引っ張る以外にも、強く握りすぎるとまつげによくありません。強い圧で使い続けたビューラーは、まつげをはさむクッションになっているゴムが切れてしまい、その溝に毛が巻きこまれ、まつげが痛んだり切れたりします。
もしゴムが切れた場合は使用は避け、新しいゴムに取りかえましょう。
ホットビューラー
ホットビューラーは、熱でまつげのカールを形づけるため、まつげが痛む原因になります。
例えば、髪の毛にカールを作るヘアアイロンは、やりすぎると髪が痛むと聞いたことがある人も多いと思います。それと同じで、まつげに熱を与え続けることは毛を痛め、切れやすくなります。
まつげのハリコシが強く、普通のビューラーではカールしなかったり、すぐに元にもどってしまう人にとっては便利かもしれませんが、ホットビューラーを毎日使い続けるくらいなら、まつげパーマをあてたほうがよいと個人的には思います。
まつげのためには普通のビューラーのほうがおすすめです。
アイメイクのクレンジング
メイクの落としかた
アイメイクを落とすときに気をつけないといけないのはマスカラの落としかたです。まつげをゴシゴシこすったり、つまんで引っ張ったりしていないでしょうか? これも毛が痛んだり抜けたりする原因になります。
まつげをこすったり引っ張ったりせず、マスカラを溶かすようイメージでクレンジング剤をしっかり馴染ませてやさしくオフしましょう。
落としきれていないメイクの汚れ
まつげは目の際に生えているため、目もとのクレンジングは目の際まで丁寧にする必要があります。
クレンジング不足でマスカラやアイシャドー、アイラインの汚れがまつげの根元に残ってしまうと、まつげが生まれる環境に悪影響をあたえます。
まつげの成長を妨げないためにも、目もとのクレンジングは目の際までしっかりおこないましょう。
まつげ美容
マスカラ
目元を濃く見せてくれるマスカラは、大半の人がメイクで使用すると思います。
その中でも、パンダ目にならないようにとウォータープルーフのマスカラを使っている人は、クレンジングに注意が必要です。ウォータープルーフタイプはなかなかとれないので、こすったり引っ張ったりしてまつげの痛みや抜ける可能性が高くなります。
水や汗で落ちにくいが、お湯では簡単に落とせるフィルムタイプのマスカラをおすすめします。
つけまつげ
つけまつげをしている人が気をつけないといけないのは、つけまつげを取るときです。
つけまつげはノリでつけるため、無理やり引っぱって取ってしまうと、地まつげも一緒に抜けてしまいます。そのうえ、皮膚の角質まで剥がれて炎症を起こすことや、まぶたを引っぱり続けることで皮膚が伸びて、将来目もとが垂れて老け顔になってしまう可能性まであります。
つけまつげは、ぬるま湯やクレンジング剤でしっかりふやかして、まつげや皮膚を引っぱらないよう気をつけて取りましょう。
まつげパーマ
まつげパーマは、やりすぎると毛を痛めてパサパサにし切れやすくします。
髪の毛のパーマもやりすぎると痛むのはみなさん知っていると思います。まつげパーマも原理は同じなので、あてすぎるとどうなるのか想像できるのではないでしょうか。
まつげもパーマ後はまつげ美容液を使ってケアをしてあげる必要があります。
そして、パーマをかける人の技術力によっても毛の痛みは変わってきます。技術不足の人がかけると、まつげがボロボロになって悲しい思いをする可能性もあります。
まつげパーマ後は必ずまつげ美容液を使い、をかけなおすときは、最低1〜1.5ヶ月くらい期間をあけてください。そして、信頼のできる技術者にかけてもらうようにしましょう。
まつげエクステ
まつげエクステも、まつげパーマと同じで技術者の技術力の差が大きいです。
通常、地まつげ1本に人工毛1本をつけるのですが、未熟な技術で人口毛を地まつげ数本にからめてつけてしまう人がいます。そうなると、地まつげがごそっと抜けたりくせ毛のように変形して汚くなったりします。
まつげエクステは技術者の技術力の見極めが大切です。そして、継続する場合は必ずまつげ美容液でケアしましょう。
生活習慣が原因
次に、まつげを弱くしてしまう生活習慣についてみていきたいと思います。
目をこする
目をこするクセも、まつげが薄くなりやすい原因になります。これは、生え際に摩擦がかかり、まつげが抜けやすくなってしまうためです。クセなので意識していない人もいると思います。
クセに気づいたらやめるように気をつけましょう。
お手入れ不足
女性は普段からお化粧やマスカラなどでまつげに負担をかけています。目元は乾燥もしやすく、例えると水や栄養のない畑の土の状態になりやすいのです。そんな状態では美しいまつげは生えてきません。乾燥はまつげ育毛にとって一番の大敵です。
目元は清潔に保ち、まつげ美容液などで乾燥を防ぎまつげの生える環境を整えましょう。
睡眠不足
睡眠不足は、自律神経やホルモンのバランスを乱してしまいます。そうなると、毛が細くなったり生えにくくなったりしてまつげにとても悪影響です。
きちんと睡眠をとることで成長ホルモンを促進し、健康的なまつげを育てましょう。
栄養不足
まつげを作るのにも必要な栄養があります。主にタンパク質でできているまつげですが、ビタミンB、ヨード、ミネラルや必須アミノ酸などの助けを借りて造られるので、これらの栄養をバランスよく摂ることが大切です。
中でも一番重要なタンパク質は、最低でも体重1kgにつき1gを毎日摂るのが理想です。45kgの人で最低45g必要ということですね。
ダイエットをしている人など、現代人は意外と栄養が不足している人が多いかもしれません。もし栄養が足りていない場合、サプリメントで補うのもよいでしょう。
そのほかにも、揚げ物やお酒、加工品や添加物など、偏った食事にも気をつけたいですね。
まつげの材料のたんぱく質の摂取量に気をつけ、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などバランスよい食事を心がけましょう。
ストレス
ストレスは体の生理機能を狂わせてしまいます。自律神経の乱れやホルモンバランスの崩れ、血行不良など、まつげを作るうえで大切な体の働きが鈍くなるのです。
すると、まつげは言うまでもなく貧弱になってしまいます。
ストレス社会と言われる現代で、ストレスを受けないようにするのはなかなか難しいと思いますが、溜まってしまわないように発散させることを考えてみてください。
ストレスは溜めないように、発散するように心がけましょう。
ここでひとつ、「うつぶせ寝は枕との摩擦でまつげが抜ける」という意見を見ることがあります。しかし、それを私はそんなに気にすることはないのではと考えています。
うつぶせ寝は、まつげエクステの取れる原因としては大いに当てはまることです。それが地まつげにそのままそれらしく言われるようになっただけではないのかと推測します。
仮にもし本当なら、仰向けで寝たら枕と接触している後頭部、みんなハゲてるんじゃないでしょうか? (笑)。眉毛だって同じです。
例えうつ伏せで枕に顔をうずめても、左右に顔を動かして摩擦をかける可能性はあまり考えにくいと思います。
その他の原因
最後に、まつげがスカスカになってしまう身体的な原因をみていきます。
加齢
まつげは、加齢によっても衰えていきます。
まつげを作る細胞が衰え、長さが短くなる、生え変わりが遅くなって量が少なくなる、血行不良でまつげを作る栄養の不足がおこりまつげが細くなる、抜けやすくなる、早く抜けてしまうなど老化による症状はたくさんあります。
おまけに若い頃からまつげ美容に励んでいた人ほど、これまであげたようなダメージの蓄積がある可能性があります。
そのため、まつげにも毎日の正しいケアとアンチエイジングが必要です。
私の祖母は白髪にはなっていたものの、90歳になってもとても綺麗なまつげをしていました。祖母は、若いころからほぼお化粧をすることがなく、とても規則正しい生活をしていました。
やはり、まつげに負担をかけないことは重要だと思います。しかし、現代は若ければ若いほどお化粧をしていない人なんてあまりいませんよね。そのうえストレスや添加物など外からの危険も多いので、歳を重ねても綺麗なまつげを保つには、それなりにお手入れが必要になります。
ホットタオルで目もとを温めると血行不良が改善され、まつげを作る細胞に栄養がいき届くようになります。まつげの生える環境をよい状態に維持することを意識して、まつげ美容液を使うとなおよいです。
まつげが薄くなってしまった人におすすめなのは育毛タイプのまつげ美容液
ここまでで、まつげが薄くなってしまう原因や生活習慣についてみてきました。
まつげは衰えてしまったらもう元には戻らないのでしょうか? いいえ、諦めるのはまだ早いです。貧弱になってしまったまつげも、また元気に長く太くできる「まつげ美容液」があります。
このページへやってきた人は、原因や防止策よりも「前みたいなフサフサまつげに戻したい! でもどうしたらいいの?」と考えている人がほとんどだと思います。
今では、まつげ美容液はたくさんの種類があって、どれを選んだらいいのかわからない人が多いのではないでしょうか。アイリストの私でも混乱しそうになるくらいです。
まつげ美容液にも「保湿や毛質をよくしてくれるトリートメントタイプ」と、「長さや太さ、量を増やしてくれる育毛タイプ」があります。まつげ美容液のほとんどがトリートメントタイプになります。
まつげを太く長く濃くしたいと思っている人が、もしトリートメントタイプを選んでしまった場合、多少の育毛と毛質を良くすることはできても残念ながら、発毛や育毛は望めません。そればかりか、毎日の努力もむなしく終わってしまいます。
これは、髪の毛のトリートメントに当てはめてみるとわかると思います。
いくらトリートメントを使ったからっといって、毛はサラサラになっても、ハゲたところから髪の毛が生えてきたり、細くなった毛が太くなってハリコシがでてきたりなんてしないことは誰で知っていることでしょう。
まつげ美容液も製品選びを間違えれば、ただまつげをトリートメントしているだけの結果になるのです。
そこで、健康なしっかりとしたまつげを取り戻したい人のために当サイトでは育毛に焦点をあてた、おすすめのまつげ美容液をランキングでのせています。
もしあなたがまつげが薄くなって悩んでいるのなら、ぜひ使ってみてください。あなたの悩みが解消され笑顔になれることを願っています。
まとめ
まつげが薄くなってしまうのには、まつげ美容、睡眠、食事、加齢など、さまざまな生活習慣があることがわかりました。
ビューラーやクレンジングに気をつけ、まつげ美容をしている人はまつげ美容液を使うことは基本になります。それと同時に、十分な睡眠やバランスのとれた食事など、規則正しい生活週間も大切です。
ストレスを発散することや血行不良を改善するために、適度な運動やホットアイマスクをすることも健康なまつげを作り続ける助けになります。
そして、今薄くなって悩んでいる人は育毛タイプのまつげ美容液を使ってみてください。きっとあなたの強い味方になってくれると思います。
まつげが綺麗な目元は本当に美しく、それだけで自分も元気になれます。きちんとしたケアで、おばあちゃんになってもイキイキとしたまつげを維持しましょう!