名前が一文字違いのまつげ美容液「リバイタラッシュ」と「リバイブラッシュ」。この2つ製品の違いがなんなのかわからない人が多いのではないでしょうか。
商品名が似すぎていて、たまに間違えて買ってしまうという人がいるくらいなので、本当にまぎらわしいですね。
「リバイタラッシュ」と「リバイブラッシュ」は、それぞれが効果も成分も製造国も全く違う、まつげ美容液です。
もしも間違えて買ってしまうと、得たい結果と違うことになってしまいます。
このページでは、アイリストである管理人が、実際にこの2つの商品を使ってみて比べた結果をまとめています。
その違いを詳しく知り、どちらの製品を選べばよいのかみていきましょう。
商品の仕様を比較
リバイタラッシュの製品名は、初期の頃は「リバイタラッシュ」のみの表記でした。
現在では「リバイタラッシュアドバンス」に改名されています。そのため、ここで言うリバイタラッシュとは「リバイタラッシュアドバンス」のことです。
「リバイタラッシュ」は、アメリカの眼科医による25年の知識と経験から生まれたまつげ美容液です。
一方、「リバイブラッシュ」は、名古屋に本社がある、シーエスシー株式会社が製造販売している日本のまつげ美容液です。
原産国で良し悪しを判断するべきではない理由
よく日本製は安心とか言われますが、日本だから安心、海外だから危険というのはありません。その証拠に、日本には海外産でも人気のブランドがたくさんあります。
コスメで言えば、「ロレアルパリ」や「ランコム」、「ロクシタン」や「イソップ」は、外国産でも日本で大変人気が高いブランドです。これらのブランドをあなたは危険と思うでしょうか。「海外産で危険だから使わない!」と思っている人はほとんどいないと思います。
少し話は変わりますが、あなたは日本で認可されている食品添加物の種類が何種類かご存知ですか?
その数ズバリ、およそ「1,500種類!」
この数字がどれだけすごいのかというと、イギリスの食品添加物の認可数は21種類、フランスが32種類、ドイツが64種類、アメリカでも133種類なんです。これは、何を添加物と呼ぶのかという各国の基準の違いもあるのですが、日本が添加物大国であることに変わりはありません。
例えば、外国で禁止されている「トランス脂肪酸」や「過酸化水素」、人工甘味料の「サッカリン」、着色料の「赤色102号」などは、日本でのみ認可されています。
つまり、他国で危険と禁止されているものでも、日本では平気で使っている現実もあるのです。それと同時に、その反対で日本で使えないものが外国で使えることだってあります。
この事実をどう考えたらよいのでしょうか。
一番大切なのは、単純に生産国で判断するのではなく、その商品自体がどういうものなのかを見る目を持つことです。
それでは、それぞれのまつげ美容液の違いを確認していきます。
価格の比較
それぞれの価格をさまざまな角度から比較してみました。
リバイタラッシュ アドバンス |
リバイブラッシュ | |
価格 (税込) |
13,200円 | 通常:5,800円 定期:4,720円 18%OFF |
送料 | 無料 | 通常:800円 定期:無料 |
内容量 | 3.5ml | 6g |
使用期間 | 約6ヶ月 | 約2ヶ月 |
1ヶ月 あたり |
2,200円 | 通常:2,900円 (送料込:3,300円) 定期:2,360円 |
特典 | ー | 初回限定: 返金保証60日 |
こうやって比べてみると、最初にかかる費用から、一見リバイタラッシュのほうがとてもお高く感じます。
しかし実際は、1ヶ月あたりでみると、2ヶ月しか使えないリバイブラッシュに比べて、半年使えるリバイタラッシュのほうが長い目でみるとお得なことがわかります。
リバイブラッシュには定期コースがあります。定期便は、商品を2ヶ月に1度自動的に送ってきてくれて、価格も単品買いより安くなり送料も無料です。
単品で買っても60日間返金保証はついていますが、継続することを考えると、最初から定期コースに申し込んだほうが損はないです。
解約はメール1通でできるので、もしリバイブラッシュを選ぶのなら、単品買いよりも定期購入がおすすめです。
価格での評価
価格面では、トータルで考えるとリバイタラッシュに軍配があがります。
まつげ美容液は続けることで威力を発揮するアイテムです。最低でも3〜4ヶ月は使うことを念頭に、商品は長期的に考えて選んだほうが損はないです。
配合成分と効果の比較
次に、それぞれの成分の違いとその効果をみていきたいと思います。
ここでは、それぞれの美容液に配合されている最も特徴的な成分を比較していきます。
リバイタラッシュ アドバンス |
リバイブラッシュ | |
代表成分 | デクロロ・ジヒドロキシ ・ジフルオロ・エチルクロ プロスタノールアミド |
キャピシル |
その他の特徴 | 8つ美容成分 パラベンフリー |
19種類の無添加 (防腐剤フリー) 4種類の成長因子成分 8種類の美容補修成分 |
リバイタラッシュ アドバンス
リバイタラッシュに配合されている有効成分は、「デクロロ・ジヒドロキシ・ジフルオロ・エチルクロプロスタノールアミド」というとても長い名前の成分です。
この成分を知るには、まず「ビマトプロスト」について知る必要があります。
「ビマトプロスト」は、もともとは緑内障治療の目薬に使われている医療成分です。この目薬を使っていた緑内障患者のまつげが伸びたという副作用から、まつげ育毛剤として利用されるようになりました。
初期の頃のリバイタラッシュには、このビマトプロストが含まれていました。しかし、薬効成分であるビマトプロストは、まつげの太さや長さが劇的に変化するのと同時に、かゆみや充血、色素沈着などの副作用も起こりやすかったのです。
そして、その副作用を起こりにくくするために、ビマトプロストの代わりに配合されたのが「デクロロ・ジヒドロキシ・ジフルオロ・エチルクロプロスタノールアミド」です。
「デクロロ・ジヒドロキシ・ジフルオロ・エチルクロプロスタノールアミド」は、ビマトプロストと同じ作用をしますが、副作用が起こりにくく安心です。
さらに、有効成分変更後は、配合されている美容成分も強化され、まつげの質を綺麗に整えてくれるとう美容液効果も高くなりました。
リバイブラッシュ
リバイブラッシュの特徴は、なんといっても「キャピシル」が原料メーカー推奨の最高濃度5%という、高濃度に配合されているところでしょう。
キャピシルとは、成長因子であるアミノ酸ペプチド「アセチルテトラペプチド-3」と食物エキス「アカツメクサ花エキス」の結集体のことです。
カナダの化粧品会社が開発した頭髪業界では有名な育毛成分で、適切な濃度内であれば副作用の心配もないと言われています。
そのほかにも、防腐剤を含む19種類の無添加にし、4種類の成長因子成分と8種類の美容補修成分が配合されています。
そして、アレルギー試験や皮膚刺激性試験といった2種類の安全テストを実施し、徹底的に低刺激かつ安全性にこだわって作られたまつげ美容液です。
配合成分での評価
成分の効果でみると、「伸ばす・太くする・ボリュームをだす」という効果が高いのはリバイタラッシュになります。しかし、安全性でみると、リバイブラッシュの安心へのこだわりは徹底しています。
劇的な効果を求めているのか、低刺激で優しいことが一番なのかで、どちらを選ぶかが変わってくると思います。
副作用の比較
ここでは、それぞれの副作用についてみていきます。
まつげ美容液の副作用は、かゆみ、充血、色素沈着、ドライアイ、眼圧を下げる、瞳の色が濃くなる、まぶたがくぼむ、などが一般的に言われています。
実は、これらの症状は、医薬成分「ビマトプロスト」の副作用です。
初期のリバイタラッシュにビマトプロストが含まれていたと言いましたが、「現在のリバイタラッシュアドバンス」にも、「リバイブラッシュ」にもビマトプロストは配合されていません。
リバイタラッシュには、ビマトプロストと同じ作用をする成分が含まれているので、副作用も同じように出やすいのでは? と思う人もいるかもしれません。
リバタラッシュは、1回目の改良でビマトプロストを抜いて「リバイタラッシュアドバンス」に名称を変更し、その後も育毛効果と美容効果をあげ、副作用が起こりにくいように全部で4回の改善がされています。
そして、商品として販売する時点で安全性はきちんと考えられているのは当然のことで、リニューアルでより品質の向上がされているのです。
仮に、リバイタラッシュが危険なものだとしたら、長年販売することは難しく、もうすでに販売中止になっているでしょう。
1つ気をつけることがあるならば、他のまつげ美容液に比べて効果が強いぶん、使用方法や使用量は守らなければいけません。
そして、どちらのまつげ美容液を使うにしても、人によってアレルギーがでるなど、体質に合う合わないがあることを覚えておいてください。
副作用での評価
副作用では、安心して使えることを第一に作られたリバイブラッシュが優勢でしょう。しかし、化粧品でどんな人にでも合うものはないことを知っておきましょう。
使用方法の比較
次に、使用方法を比較していきます。
リバイタラッシュ アドバンス |
リバイブラッシュ | |
仕様頻度 | 1日1回 (就寝前) |
1日2回 (朝夜) |
タイプ | 筆 | フロッキーチップ |
使用頻度は、リバイタラッシュは「1日1回寝る前」に塗る、リバイブラッシュは「1日に朝と夜の2回」になります。
塗布部分にも違いがあり、筆タイプはまつげの根元にサッと一塗りで完了です。
フロッキーチップは、チップの先でまつげの根元をチョンチョンと埋める感じで美容液を届けたら、マスカラを塗るようにまつげ全体に塗ります。
育毛効果の高い美容液は、塗布部分が筆タイプです。ここだけ見ても効果の違いは判断できます。
使用方法での評価
単純に使用方法だけを見ると、1日1回、しかも一塗りで大丈夫なリバイタラッシュが簡単で手間も少なくてGOODです。
まつげエクステをつけていても使えるの?
まつげエクステをしている人は、マツエクをついた状態でまつげ美容液を使ってもいいのかが気になると思います。
リバイタラッシュは公式にまつげエクステに使えるとは触れていませんが、実際のところ、「リバイタラッシュ」も「リバイブラッシュ」もまつげエクステとの併用は可能です。
しかし、まつげエクステをつけている時にリバイタラッシュをつけると、地まつげがどんどん伸びていき、エクステがバラバラになりやすいです。すぐにリペアに行かなければならなかったり、リペアのときに伸びたエクステを外すのが大変だったりして施術者泣かせだったりします。
本来、リバイタラッシュは、それだけでマツエク級のまつげになれるので、リバイタラッシュかマツエクかどちらかにしておいた方がよいと思います。例外として、まつげが極端に細い、短い、少ない人は併用も一つの手にはなるでしょう。
→まつげエクステとリバイタラッシュ併用のメリットデメリットを画像つきで詳しく知りたい人はこちら
一方、リバイブラッシュは、若干の伸びなどの育毛効果があっても、マツエク級までの効果はないので、エクステをしている人がまつげが衰えないようにするケアで、エクステと併用する使い方はおすすめです。
このことから、リバイタラッシュとリバイブラッシュの効果は、そのくらいの違いがあることがわかります。
使い比べた結果をレビュー
実際に「リバイタラッシュ」と「リバイブラッシュ」を使ってみた結果を比べてみました。使い始めと3ヶ月半後で比較しています。
リバイタラッシュ アドバンス
上が使用前、下が15週間後です。
目尻がカールし目もとの濃さが際立って、お化粧をしているみたいです。
長さも濃さもでているのがはっきりとわかります。
リバイブラッシュ
上が使用前、下が15週間後です。
写真で見るかぎりではあまり変化がわかりません。
少し長くなったのがわかるでしょうか。
リバイタラッシュとリバイブラッシュの3ヶ月半後の比較
15週間後を並べてみました。上がリバイタラッシュ、下がリバイブラッシュです。
見ためでの結果の違いがよくわかりますね。
長さも濃さも段違いに違います。
こうやって画像で比べると効果の違いが一目瞭然だったと思います。
リバイタラッシュを使ったことがある人がリバイブラッシュを使って、リバイタラッシュの時と同じ効果を求めてしまうと、効果の違いに拍子抜けすると思います。
画像ではわかりにくかったですが、リバイブラッシュもまったく伸びないわけではありません。少し伸びてまつげがしっかりしてきますが、使ってるうちに「効果がリバイタラッシュより低いのにお値段が高いな、、。」と思いだしました。
1日1回塗ればいいリバイタラッシュに比べて、リバイブラッシュは1日2回というのも私には面倒でした。
リバイブラッシュは、絶対に安全第一の人や、まつげがしっかりすればいい人ならいいのかな、とは思います。
私は断然リバイタラッシュをおすすめします。
まとめ:高い効果を求めるならリバイタラッシュ
名前がよく似たまつげ美容液、「リバイタラッシュ」と「リバイブラッシュ」の違いがよくわかったと思います。
配合成分や効果の度合いが全く違うので、これらを参考に選んでみてください。
リバイタラッシュ アドバンス |
リバイブラッシュ | |
価格 (税込) |
13,200円 | 通常:5,800円 定期:4,720円 18%OFF |
送料 | 無料 | 通常:800円 定期:無料 |
内容量 | 3.5ml | 6g |
使用期間 | 約6ヶ月 | 約2ヶ月 |
1ヶ月 あたり |
2,200円 | 通常:2,900円 (送料込:3,300円) 定期:2,360円 |
特典 | ー | 初回限定: 返金保証60日 |
公式サイト | ⇒ビューティー&ヘルスリサーチ | ⇒シーエスシー |
この記事を書いた人
まつげの専門家:もりねえ
11年の経験をもつ現役のアイリスト。
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